目やにや充血といった、結膜炎の急性症状が軽くなってきたK さん。“もう大丈夫”とばかりに治療を打ち切ってしまったため、 また病気が悪化・・・・・・。 自覚症状が軽くなったのは、病気が治った証拠ではありません。 結膜の炎症症状が消えるまで治療を続けることが大切。中には慢性 となり、治療が困難になるケースも! 特に、流行性の角結膜炎では、自覚症状が軽くなる時期に角膜炎を 起こし、視力が低下することがあります。 結膜炎ぐらいと、ひとり合点は禁物です!
文・画:財団法人日本失明予防協会より