遠視というのは、目に入った光が網膜より後ろで像を結ぶ状態。 メガネをかけないとよい視力が得られない場合もありますが、 目が調節作用を行ってよい視力を得ている場合があります。 遠視の人は、たえずこの調節作用を行っているため、目は内側 に向きやすくなります。 でも、ご安心を!遠視だからといって、斜視になることはあり ません。 ただし、子供のころ強い遠視があると内斜視になることがある ので、早期に眼科医を受診し、メガネで矯正することが大切です。
文・画:財団法人日本失明予防協会より